福島のハローワーク

2011年の東日本大震災で雇用の面でもダメージを受けた福島県。岩手県、宮城県とともに被災3県の雇用情勢は落ち着いてきているものの、雇用保険の被保険者数を見ると、沿岸部の多くは震災前の水準まで回復していないのが現状です。しかし、復興関連求人の確保や本格的な雇用の創出を図っていることから、有効求職者数は全体的に震災前を下回っており、産業別に見ると建設業、卸売業、小売業などで新規求人が好調です。平成24年2月には0.80倍の有効求人倍率だったのに対し、平成25年2月は1.22倍にまで回復しています。そして、被災3県別の就職率で見ると、岩手県、宮城県は平成24年2月の時点で昨年の30%以下の数字から35%前後にまで回復していますが、平成25年2月に下降してしまったのに対し、福島県は毎年上昇し続け平成25年2月の時点で36.0%に達しました。これは全国平均の29.2%から見ても標準より高い数値といえます。しかし、3県とも沿岸部の求人・就職状況は良好とはいえず、震災復興とあわせて今後の課題となっていきそうです。